教育を通して課題を解決し、日本の建設業界を支える。
今、建設業界の多くの企業が人材育成の問題に直面しています。
好況のいっぽうで現場作業に人を割かねばならず、経験豊富な人材を「教育担当」としておくことができず、経験の浅い若手が教育の不十分なまま現場監督として送り込むことになります。そのため、現場の流れについていけず早期の離職につながってしまうという、負のスパイラルが生まれているのです。
また高齢化社会がその状況に拍車をかけています。現在我が国は、人口の「3人に1人が高齢者」という超高齢社会に突入しており、企業に在籍する高齢者(60代)の割合も13.5%と、過去最高の割合となっています。ここに50代を加えると既に30%を超え、企業内におけるリーダー層があと10年から20年で姿を消すことになるのです。
この状況を何とかしなくてはいけない。建設業界の先輩が経験し、磨き上げてきた優れたノウハウ・技術を次の世代に受け継がなくてはいけない。それが、建設業界に特化した研修機関を運営する私たちの出発点です。
私たちは「建設業の将来」という観点から、多くの建設会社のみなさまと議論を重ね、研修プログラムを練り上げてきました。そこで達した結論は、「入り口」こそが重要であるということです。早期にしっかりとした教育を受け、建設業界で働くための「土台」を自らの裡に持つことで、若手は中堅、ベテランへとステップアップでき、現場のリーダーや次の若手の育成を担えるようになるのです。私たちは、若手が建設業界で長く活躍するため、経験を積み資格を取得し実りあるキャリアを形成していくための「土台づくり」を行います。そうして、企業様の社員教育の課題を私たちの教育で解決し、若手の育成に悩む企業を一つでも少なくする。それが私たち、アクト・ジャパンの願いに他なりません。
私たちには、建設業界の一翼を担っているという自覚と誇りがあります。そして、優れた若手人材の育成を通して、建設業界各企業の発展・拡大に貢献することが、私たちにできる「社会貢献」だと考えています。
私たちアクト・ジャパンは、若手人材の育成によって建設業界の明日を支える「人づくり・未来づくりカンパニー」なのです。